かたこと

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かたこと

かたこと

国語学辞典 矢田部達郎 柴田武

かたこと 一(心理)かたことには発音上のかたこと意味上のかたこととがある。前者は砂糖をオチャトー、鋏をハタミというような類で、サ行のチャ行化、タ行化が最も多く、その他ラ行ヤ行化、ワ行化、ダ行化等も行われる。後者はさらに特定の児童語(別項)の使用と不完全な構文の頻出とに分けられる。不完全な構文では特にテニハ脱落用言の無活用とが重要な部分をなす。「オバケ、コワイナイ」「コレタベレライル?」等がその例である。もっとも、かたことと、言い誤り(↓言いまちがい)とを判然と区別することはむずかしい。「先生より違う」「足がころんじやった」というのは、かたことというよりは言い誤りである。ただ、かたことと言い誤りとは併発しやすく、したがって言い誤りをも含めて、広くかたことと呼ぶことは差支えないであろう。   〔以上矢田部達郎


書名

安原貞室

http://www.let.osaka-u.ac.jp/~okajima/uwazura/syomokukaidai/ka/kaidai_ka019.html

   片言   五巻  安原正章

 主として、語意發音轉訛したるもの、及ぴ俚諺等を擧げて、其の正否を辨じたるもの。無名氏の自序あり。さたすぎ侍る頃、 の子もたり、もとより家貧しければ、おおしたてぬるさまも、耻しのもり、めのとさへおさおさ侍らで、みつよついつゝ、むつれあふ友達かたらひにも、いとつたなきかたことをのみ云ひ侍る、佗しけれど、ひとつひとついひしらせんも、限りしなけれぱ、そゞろに這一帖に記して、かれとらす」云々といへり。慶安三年庚寅〔二三一〇〕京都にて刊行せり。

 ◎安原正章京都の紙商にして^俳諧を善くせり。鍵谷彦右衛門と通稱す。後に貞室改名し、一轟軒と號す。松永貞徳の弟子となり、花の下第二世を嗣げり。句あり「これはこれは、とぱかリ花の吉野山」といふ。著書に本書の外に玉海集。句讀、五條百句、獨吟千句、氷室烏、悲母追善、百句自註等あり。延寶二年甲寅〔二三三四〕二月七日も六十四歳にて歿す。

http://www.let.osaka-u.ac.jp/~okajima/uwazura/kokusyokaidai/k1/kokusyo_ka064.html

片言


新潮日本文学大辞典 岩淵悦太郎

岩波日本古典文学大辞典 白木進

国語学辞典 前田勇

国語学大辞典 同上

国語史資料集 宇野義方

国語学研究事典 加藤正信

日本語学研究事典 同上

国語学史資料集

本文

日本古典全集

国語学大系

『近代語研究』3

白木進 編著 笠間選書

『近世方言辞書集成』1


http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1194128/18

http://dglb01.ninjal.ac.jp/ninjaldl/bunken.php?title=katakoto

書籍からの画像で注記のないものは、著作権法上の「引用」の範囲内であるか、著者の著作権が切れて刊行後五十年以上経っているものである筈です。