『現代方言学の課題』

国語史・日本語史周辺(日本文学・日本史・言語学などなど)の覚書です。
最善の説を記録しているものではありません。変な説も記録しています。
書誌として不完全です。
項目の形に規準はほとんどありません*
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『現代方言学の課題』

   平山輝男博士古稀記念会編 明治書院

1 社会的研究篇

  1方言と社会

 社会言語学の理論的な枠組み とくに社会学的言語学を中心にして(野林正路)

 「社会方言学」の樹立を目指して(比嘉正範)

 方言イメージ多変量解析による方言区画(井上史雄)

 北海道浜ことばの共通語化(道場優)

 青森方言語法にまつわる諸問題 共通語との関連を主として(此島正年)

 葛西のアクセント中学生20年の歩み(清水郁子)

 敬語生活推移の軌跡 九州西部方言における「ル・ラル」ことばの消長(神部宏泰)

 ある依頼表現(野元菊雄)

 ハワイの日本語(黒川省三)

 ブラジル日系人の言語 異言語の中の日本語使用について(本堂寛) 


2方言と文化

 徳島県石井町における「羽織」の認知体系 意味論語彙論的アプローチ(酒井恵美子)

 雪遊び語彙と意味体系(平沢洋一)

 新潟県における「かぞえ口説歌」とその地域性(渡辺富美雄)

 壱岐の門名(杉村孝夫)

 奄美口承文芸方言  「がに」・「なす」・格助詞「に」をめぐって(田畑英勝) 


3言語地理学 言語

 民俗地理学の提唱(馬瀬良雄)

 『日本言語地図』からみた方言東西対立概観(徳川宗賢)

 言語地理学における再調査(鏡味明克)

 関東地方域における「先生が来なさったよ。」に相当する表現法事象の分布とその解釈(大橋勝男)

 ヂャンケンの名称 奈良県三重県の境界地帯(グロータース)

 首里周辺の言語 浦添市の場合(中松竹雄)


4言語生活国語教育

 国語教育の基礎としての言語本質論 国語教育の新生のために、真剣に訴える(大久保忠利)

 続・形式副詞論 目的・理由の形式副詞(奥津敬一郎)

 日本語教育における動詞活用の記述 外側から見た文法(坂本宏)

 方言研究と国語教育 意味論研究と意味指導(大島一郎加藤信昭)

 ある長崎方言音声表現とその効果(林田明)


2 記述的研究篇

  1音韻

 本土方言音韻研究の問題点(都竹通年雄)

 東北方言における「イ・エの混同」と「シ・スの混同」(飯豊毅一)

 連母音の融合に関する諸相の考察 静岡市方言を中心として(中条修)

 京都方言音韻(久野真)

 大分県内2地点の方言におけるザ行音ダ行音(糸井寛一)

 奄美大島・加計呂麻島方言音頭(春日正三)

2アクセント 

 アクセント研究の問題点(川上蓁)

 N型アクセントの一般特性について(上野善道)

 無型アクセント地域rおけるアクセント共通語化 宇都宮市における小調査の結果から(佐藤亮一)

 館林のアクセントについて 高校生を対象とした調査から(森下喜一)

 埼玉県東北部における特殊アクセントの諸相 その瞹昧化の過程(大野真男)

 アクセントのゆれに関わる要素について(稲垣滋子)

 アクセント体系が捨象したもの1静岡県舞阪町力言を例として(山口幸洋)

 近畿方言1拍語のアクセントとイントネーシ・ン(杉藤美代子)

 異体アクセント接触地帯の研究 高知県幡多郡佐賀町の場合(篠木れい子)

 東京式・京阪式の接触地帯のアクセント 高知県西部方言の場合(坂東多衣子)

 複合名詞アクセント 沖縄伊江島方言の場合(生塩睦子) 

3文法

 文木詞の待遇差 近畿九州方言の場合(鎌田良二)

 奄美大島瀬戸内町芝方言副助詞(三石泰子)

 種子島中部方言文法の記述的研究(植村雄太朗).奄美与論方言の第1人称代名詞語法(山田実)

 沖縄那覇方言係助詞副助詞-琉球方言の鳥瞰を含む(野原三義)

 宮古西原方言形容詞(名嘉真三成) 

4語彙

 下北半島における「,いか」と「たこ」の語彙(川本栄一郎)

 人体語彙意味記述の問題 全国方言基礎語彙の研究調査から(久野マリ子)

 島原半島方言の語彙 親族語彙と形容語彙(古瀬順一)

 方言語彙の比較について 語彙による比較方言学の確立をめざして(高橋顕志)

 火熱に関する動詞語彙-動詞語彙意味記述法(中本正智)

 方言語彙研究の撰望(真田信治)

 語彙意味研究の動向(市井外喜子)


3 史的研究

方言学比較言語学の接触(村山七郎)

 方言国語史(佐藤茂)史前古代における日本語の諸相1「比較方言学」の一つの実践(北条忠雄)

 原始日本語アクセント方言 その方法論をめぐって(桜井茂治)

 助動詞「ゆ」の成立(長瀬治)

 古呂賀於曾佼能安路許曾要志母ー準体言視点(大藤重彦)

 平安時代の地方加点訓点資料と地域方言との関係について(築島裕)

 千葉県市川市在中山法華経文書に現れた中世語について(小林芳規)

 明代韻書編纂上の一特色 内閣文庫蔵の濮陽淬「韻学大成」をもとにして(慶谷寿信)

 敬語女性語(国田百合子)

 後期江戸語教養層の言語資料中庸筆記」をめぐって(金田弘)

 東京語研究の視点(飛田良文)

 「口語法」の規定(古田東朔)

 動詞「居る」「ある」の活用とその活用形通時的考察 琉球方言における終止形・志向形を中心に(内間直仁)

 四国における禁止の一表現法1〈言ワレン・捨テラレン〉の系譜について(遠藤潤一)

 民間語源i沖縄・宮古方言の場合(新里博)

 「唾」の語誌-言語地理学資料との相関(佐藤亨)

 ギュツラフ聖書約翰福音之伝」「約翰上中下書」の方言について(新山茂樹)

 沖縄語史的研究序説i「語音翻訳」再論(多和田真一郎)

 松下博士の方言研究「遠江文典」を中心として(徳田政信)

 燕と蝶と蛾の語史と方言-中国地方五県言語地図解釈を中心として(広戸惇)

 「俚言鈔」を追跡するi大分県日田方言の今昔(松田正義)

 方言における語彙意味の研究(前田富祺)


アクセント研究年表

 平山輝男先生の横顔(山名邦男島田健前川秀雄久野マリ子)

 平山輝男博士略歴・編著作目録

書籍からの画像で注記のないものは、著者の著作権が切れ、刊行後五十年以上経っているものである筈です。