『日本語と日本文化』

国語史・日本語史周辺(日本文学・日本史・言語学などなど)の覚書です。
最善の説を記録しているものではありません。変な説も記録しています。
書誌として不完全です。
項目の形に規準はほとんどありません*
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『日本語と日本文化』

昭和53年8月30日第1刷発行

朝日新聞社

話すこと書くこと――日本語日本人の心理(多田道太郎)

社会と言語――日本語動詞の抽象的性格(作田啓一) 

人間と言葉――日本語の呼称選択と関係場面(谷泰) 

日本語と論理――芸術的論理の世界(外山滋比古) 

日本語日本人――日本人の性格にみる日本語の微妙さ(金田一春彦) 

和語漢語――言葉こころの歴史(佐竹昭広)

漢字日本文化――漢字から見た日本語のもつ問題(陳舜臣)


話すこと書くこと 多田道太郎

日本語日本人の心理

 言葉の切り出し

 言葉じり

 呼び名と呼び方

 文字の問題

 平仮名の話

 片仮名の話

 名詞動詞の話

 敬語ユーモア


社会と言語 作田啓一……45

日本語動詞の抽象的性格

 抽象的動詞と具体的動詞

 抽象的動詞のプラスとマイナス

 掛け詞

 掛け詞の発想の応用


人間と言葉 谷泰 79

日本語の呼称選択と関係場面

 言語記号と非言語記号とのあいだ

 関係揚面と特異的発話選択

 呼称語の分類

 視角

 家族内でのフォーマルな呼称語選択の原則

 家族外・組織体内でのフォーマルな呼称選択の原則

 家族内でのインフォーマルな呼称語選択の原則

 相対的分類名称の絶対化

 公衆場面での人称代名詞自他共用

 自己を立てるときとかくすとき

 呼称原則からみた関係場面分類と対人恐怖症

 おわりに


日本語の論理  外山滋比古……133

芸術的論理の世界

 日本語の特性

 「であろう」について

 ピラミッド型の発想

 パラグラフの感覚

 室内語的

 玉虫色表現

 車間距離

 点と線

 モンタージュ論理

 女性調和


日本語日本人 金田一春彦

日本人の性格にみる日本語の微妙さ

 序列と敬語

 番号ぎらいの日本人だが

 主語はだれ

 「死ぬ」と「生きる」

 嫁と婿という字

 馬へんと木へんの字

 日本人の勤勉さ

 湯水という言葉

 清げと清らか

 「やる」と「上げる」

 感情の細やかさ

 勘の良さ


和語漢語 佐竹昭広

言葉こころの歴史 231

 罪と罰

 和歌連歌

 畳字連歌俳諧連歌

 「慈悲」と「めぐみ」

「孝」について

 よき子

 翻訳の問題

 和語の再生


漢字日本文化 陳舜臣

漢字から見た日本語のもつ問題点 253

 敦煌の壁画と仏像

 漢字書道の話

 朝鮮と日本の歴史の違い

 仮名和字

 ハングル

 中国の簡字化運動

 同文同軌と同文同種

 "矢じるし"のない日本

朝日ゼミナール「日本語日本文化」からー

書籍からの画像で注記のないものは、著作権法上の「引用」の範囲内であるか、著者の著作権が切れて刊行後五十年以上経っているものである筈です。