『国文備要』

国語史・日本語史周辺(日本文学・日本史・言語学などなど)の覚書です。
最善の説を記録しているものではありません。変な説も記録しています。
書誌として不完全です。
項目の形に規準はほとんどありません*
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『国文備要』

京都女子大学国文学研究

昭和33.4.25

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書誌

  一 紙

  二 書風

  三 印刷

  四 装釘

  五 書誌の要語

古辞書

  新撰字鏡

  倭名類聚抄

  類聚名義抄

  色葉字類抄

  和玉篇

  下学集

  節用集

  韻鏡

手習詞歌

  一 難波津の歌

  二 浅香山の歌

  三 あめつちの詞

  四 たゐにの歌

  五 いろは歌

万葉仮名一覧

特殊仮名語法

現代かなづかい

当用漢字表

当用漢字新字体例表

ローマ字対照表

漢字部首名一覧

文法要項

 助動詞活用

 上代に用いられた助動詞

 助詞接続

 敬語

 文法学対応

言語及び文法    34

文法研究の単位 35

品詞分類 36

体言,名詞,数詞 37

代名詞 38

用言,活用 39

動詞 40

形容詞,形容動詞 41

副用言,連体詞 42

副詞,接続詞,感動詞 43

辞 44

助動詞 45

助詞 46

法,相,格 47

語の構成 48

文 49

陳述及び叙述 50

文の成分,係結 51

文の分類 52

敬語 53

備考 54

国語国文学史年表

国語国文参考書目

主要図書館文庫

京都文学遺跡(附・年中行事抄)

連俳法式

古典と楽器

歴代天皇

元号索引

官職一覧

各官の職掌一覧

国名・都道府県名対照表

十干十二支と四季・歳時の異称




はしがき

 私たちのもつことのできる文化は、それがどのように片々たるものであろうとも、過去と無縁ではありえません。それは長い時間の連続のなかで、人間的なものと、風土的なものとによって育てられてきたものと言えましょう。ことに、ことばと、ことばによる産物は、人間の歴史のはじめにさかのぼり得る伝統をもっています。だから、私たちの国語・国文の内容も複雑多岐にわたっているのは当然です。その本質はもちろん、基礎的な知識の習得さえも容易なことではありません。そしてまた、その基礎知識の習得に労力を惜しむようでは、正しい理解はほとんど望めないと言っても過言ではありません。しかし、その惜しむべきではない労力も、できうれば安易に流れることなく、合理的に、少しでも軽減されることが望まれるべきでありましょうし、それによって学習がより効果的に行われるだろうことも明白です。

 本書編纂の趣旨は、それを思い、基礎知識とそれを得る指標となるべきものの集録にありました。もちろん、同様な配慮によって、すでに公刊されている書も少くはありませんが、本書は、それら類書に例を見ることのできぬ内容をもることに努めました。また項目によっては、不統一に見える部分もないわけではありませんが、それぞれの分野における学習の便宜に從ったものであります。しかもなお紙数等に制約されて詳説できなかったり、類書との重なりを避けて必要の限度をせばめた部分もあって、他日を期さねばなりませんが、本書をひもどかれる方々の御批判、御高見を得て、より充実した内容をもちたいと願っています。

昭和三十三年四月

京都女子大学国文学研究

書籍からの画像で注記のないものは、著作権法上の「引用」の範囲内であるか、著者の著作権が切れて刊行後五十年以上経っているものである筈です。