『中村幸彦著述集4近世小説史』

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『中村幸彦著述集4近世小説史』

中村幸彦著述集第四卷』中央公論社

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 第四巻 近世小説

第一章 序説──近世小説史の課題──

 はじめに

 諸形式

 「中世説話」から「近代小説」へ

 「仮名草子」から「浮世草子

 中国白話小説の影響と人格の表出

 長編小説化への瀬ぶみ

 長編構成の新しい技法

 口語文脈の導入

 会話文による活写とその限界

 作家と作品の思想性

 文学と娯楽──二面の様相

 おわりに

第二章 仮名草子の性格

 仮名草子の広狭

 小説史における近世

 中世散文的分類

 軍記物歴史物語

 説話文学

 随筆法話

 日記、紀行系

 擬古物語御伽草子

 旧物語の優位

 啓蒙主義

 新しい文体

 作者の問題

 読者の問題

 再び仮名草子の広狭について

第三章 西鶴作品の史的意義

 浮世草子好色一代男』の出現

 西鶴の諸作品

 (一)好色物つづき

 (二)武家物

 (三)町人物

 (四)雑話物

 (五)遺稿

 西鶴小説

 古典利用と古典離れ

 文章の非近代

 世の人心

 書肆と助作者

第四章 八文字屋本の顛末

 八文字屋八文字屋本

 江島其磧の登場

 三味線

 自笑其磧の確執

 風流読本と、その史的意義

 小説をめぐる世相

 気質物

 長編浮世草子への歩み

 時代

 八文字屋の歿落

第五章 文運東漸

 文運東漸

 浮世草子の末期

 中国白話小説の流行

 舌耕と圏外文学

 舌耕舌耕文芸

 三都小説出版書肆の動向

 新しい作者

 再び文運東漸について

第六章 初期読本の作家達

 初期読本とは

 都賀庭鐘

 根本武夷建部綾足

 小説論の萌芽

 上田秋成寓言

 雨月、春雨物語

 翻案小説の流れ

 実録風の作品

第七章 前期滑稽本の展開

 前期滑稽本談義物

 志道軒の登揚

 当世下手談義とその一群

 穴と「うがち」

 色談義類(初期洒落本)

 風来山人の登揚

 談義物調文章

 上方作品

第八章 洒落本の変遷

 小説洒落本

 遊里文学の流れ

 初期洒落本

 小書いしやうつけのかい山

 洒落本小説

 岡場所の洒落本

 論義洒落本と通

 田螺金魚作品

 新趣向続出

 京伝作品

 後期洒落本

 地方出来の洒落本

第九章 後期滑稽本の興趣

 戯作の前後期

 後期滑稽本とは

 一九膝栗毛

 膝栗毛

 旧観帖と浮世物真似

 三馬の姿勢と新型

 田舎芝居

 能楽人物

 妙々奇談の類

 地方の滑稽本

 後期滑稽本文章

第十章 後期読本の推移

 後期読本課題

 中本型読本

 絵本物、図会物、一代記物

 京伝馬琴の角逐

 その後の馬琴

 江戸作者

 大阪読本

第十一章 人情本為永春水──付『梅ごよみ』へんちき論──

 人情本の名称

 人情本の発生説

 一九鼻山人の場合

 二世楚満人としての春水

 曲山人と娘節用

 為永春水の作風

 為永連その他

 人情本総論

第十二章 草双紙の諸相

 草双紙の種類

 黄表紙の称

 黄表紙(前期)

 黄表紙の特質

 黄表紙(後期)

 合巻形式

 合巻の展開(一)

 合巻の展開(二)長編

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