『や、此は便利だ』

国語史・日本語史周辺(日本文学・日本史・言語学などなど)の覚書です。
最善の説を記録しているものではありません。変な説も記録しています。
書誌として不完全です。
項目の形に規準はほとんどありません*
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『や、此は便利だ』

下中芳岳編著

平凡社

ポケット顧問


近代庶民生活誌』3 (世相語・風俗語)


大正四年二月版

https://t.co/uquEIoHMhK

扉に「下中芳岳・秋永東洋共編」

大正三年四月三十日發行

大正三年五月十日再版発行

大正三年十一月五日増訂八版發行

大正三年十二月十日増訂十三版發行

大正四年一月二十日増訂十五版發行

大正四年二月二十日増訂十七版發行


著作兼発行者

秋永常次郎

下中緑*1


発行所 平凡社

巻頭に「此の書を手にし給ふ方々に!!〔増補訂正十七版を発行するに際して〕」の折り込み一枚あり。


例言

一、日常の談話に上り、新聞雑誌に現はるゝ新意語・流行語故事熟語等の中、やゝ難解のものを蒐めて簡明に解説を試み、更に、実用文字便覧をも附してー冊となし、友に示して批評を乞ひしに、友、頁を繰りつゝ微笑して曰く、『や・此は便利だ!』と。これ、本書の名ある所以なり。

二、本書編篆の主眼は、実際的にして、且つ正味ばかりの書たらしめんとするにあり。故に、各篇を通じて余りに専門がゝりたる、又は余りに解りきったる語・句は之を略し、主として、現代人の日常生活に必要なりと思はるゝ語・句・文字のみを採択せり。

三、本書は、一種の社会語・常識語辞書といふを得べきも、素より普通索引附の辞書にはあらず、目次を索りて、何れの項を繙くも、よく興味を以て読了し得るやう組織したるを特色とす。されば、読者は先づ、全篇を通覧しおきて、後、必要に応じて、其の項を索らるべし、然らば極めて簡便に、其の要求を充たし得ん。

 大正三年四月中院 編著者

共通索引 1-17

第一編 新聞解説

 〔其一〕 最新の術語並に流行語 1

 〔其二〕 常用の翻訳語外来語・新意語 66

 〔其三〕 正面からでは意味のとれぬ現代式転用語 120


第二編 実用熟語成句便覧

 〔其一〕 故事を解しないでは意味不明なるか又は興味深からぬ語・句 131

 〔其二〕 出典用例を知らないでは十分意義を解することのできぬ語・句 151

 〔其三〕 別語・異名故事出典 190


第三編 実用文字便覧

 〔其一〕 読み誤り易い熟字 197

 〔其二〕 書き誤り易い熟字 207

 〔其三〕 適用に惑ふ文字 221

 〔其四〕 字画を誤り易い文字 31

 〔其五〕 誤り易い類似文字 238

 〔其六〕 専ら通用せる俗字 243

 〔其七〕 別字の如く思ふ同字 247

 〔其八〕 筆記略字又は代用字 248

 〔其九〕 意味によって発音を異にする文字 250

 〔其十〕 読方によって意味の異なる熟字 257

 〔其十一〕 どう読むかに惑ふ熟字 260

 〔其十二〕 許容すべき誤読文字 267

 〔其十三〕 どう書くが正しいかに惑ふ熟字 270

 〔其十四〕 読み癖に従って読むべき熟字 273


第四編 雑

 〔其一〕 大礼に関する特別用語 281

 〔其二〕 皇室に関する敬語 288

 〔其三〕 歴代御諡号の読み方 291

 〔其四〕 歴代年号の読み方 293

 〔其五〕 外国の地名人名に当てた漢字 295

 〔其六〕 偏・旁・冠・脚の称へ方 297

 〔其七〕 仮名字源 298

 〔其八〕 各国度・量・衡・貨幣と我国のとの比較 299-302


増補 1-16


20版

https://ci.nii.ac.jp/ncid/BB18875084

大正四年五月



続篇

下中緑

大正四年十月十七日 發行

大正四年十一月一日 再版発行

第一篇 續新聞解説(正篇の補遺)

 〔其一〕 最新の術語並に流行語 1

 〔其二〕 常用の翻訳語外来語・新意語 18

 〔其三〕 正面からでは意味のとれぬ現代式転用語 44


第二篇 近世事物起源 58

第三篇 日用俚諺民喩解121

第四篇 古今吟咏解

  人口に膾炙せる漢詩 176

  人口に膾炙せる和歌 224

  人口に膾炙せる俳句 246

  人口に膾炙せる川柳 263

第五篇 民謡傑作集

  人口に膾炙せる民謡 267

  廣く謳はるゝ長唄 298

第六篇 實用文字便覧補遺

  我国で製へた文字 301

  我国で訓義した文字 302

  国語仮名づかひ 305

  字音仮名づかひ 308-316

不明

「その後、増補を重ね、第四編 続新聞解説を加え(三六六頁となる)」(『辞書解題辞典』

24版

大正五年十二月一日

大正三年四月三十日發行

大正三年五月十日再版発行

大正三年十二月五日増訂八版發行

大正三年十二五月日増訂十三版發行

大正四年一月廿日増訂十五版發行

大正四年二月廿日増訂十七版發行

大正四年三月十日増訂十八版發行

大正四年四月十日増訂十九版發行

大正四年五月五日増訂二十版發行

大正五年十二月一日再訂増訂二十四版發行


著作兼発行者

下中緑

巻頭に「此の書を手にし給ふ方々に 訂正大増補貳拾四版の発行に際して」の折り込み一枚あり。

第一編 新聞解説

 〔其一〕 最新の術語並に流行語 1

 〔其二〕 常用の翻訳語外来語・新意語 66

 〔其三〕 正面からでは意味のとれぬ現代式転用語 120


第二編 実用熟語成句便覧

 〔其一〕 故事を解しないでは意味不明なるか又は興味深からぬ語・句 131

 〔其二〕 出典用例を知らないでは十分意義を解することのできぬ語・句 151

 〔其三〕 別語・異名故事出典 190


第三編 実用文字便覧

 〔其一〕 読み誤り易い熟字 197

 〔其二〕 書き誤り易い熟字 207

 〔其三〕 適用に惑ふ文字 221

 〔其四〕 字画を誤り易い文字 31

 〔其五〕 誤り易い類似文字 238

 〔其六〕 専ら通用せる俗字 243

 〔其七〕 別字の如く思ふ同字 247

 〔其八〕 筆記略字又は代用字 248

 〔其九〕 意味によって発音を異にする文字 250

 〔其十〕 読方によって意味の異なる熟字 257

 〔其十一〕 どう読むかに惑ふ熟字 260

 〔其十二〕 許容すべき誤読文字 267

 〔其十三〕 どう書くが正しいかに惑ふ熟字 270

 〔其十四〕 読み癖に従って読むべき熟字 273

 〔其十五〕 我が国で作へた文字 281

 〔其十六〕 我が国で訓義した文字 282

 〔其十七〕 偏旁冠脚の称へ方 285

 〔其十八〕 仮名字源 286

 〔其十九〕 国語仮名づかひ 287

 〔其二十〕 字音仮名づかひ 290

 〔其廿一〕 歴代御諡号の読み方 299

 〔其廿二〕 歴代年号の読み方 301

 〔其廿三〕 外国の地名 人名に当てた漢字 303

 〔其廿四〕 各国度量衡貨幣と我国のとの比較 305-308


増補 1-16


第四篇 續新聞解説

 〔其一〕 最新の術語並に流行語 1

 〔其二〕 常用の翻訳語外来語・新意語 18

 〔其三〕 正面からでは意味のとれぬ現代式転用語 44-57


第二増補索引 58-64

27

「大六・九改訂再増補二七版で第五編 続続新聞解説新聞解説の共通索引を加えて四七九頁となる」(『辞書解題辞典』

大正7.5

「付録ー新語問答五頁(大七・五増補)」(『辞書解題辞典』

33

「大七・六訂正増補三三版は新語問答補遺四頁を添付して四八八頁、九五銭」(『辞書解題辞典』

35版

「私が持っているのは大正七年七月の改訂再々増補第三十五版」

武藤康史 みやび新装2号 p.176

37版

https://ci.nii.ac.jp/ncid/BA5393510X


増補版

大正8

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/958707

http://kokugosi.g.hatena.ne.jp/kuzan/19190720/p1

大正八年三月二十日 訂正増補四十五版

大正八年七月二十日 増補改版第二版



大正11.7

http://kokugosi.g.hatena.ne.jp/kuzan/19220720/p1

大正14.7

大正三年四月三十日發行

大正十一年七月廿日 増補改版第七十版發行

大正十二年四月一日 同第七十八版發行

大正十二年十月十日 同第八十版發行

大正十三年四月二十日 同第八十五版發行

大正十三年十月十日 同第八十八版發行

大正十四年七月一日 同第九十五版發行

共通索引 1-36

第一編 新聞解説

 〔其一〕 最新の術語並に流行語 1

 〔其二〕 常用の翻訳語外来語・新意語 187

 〔其三〕 正面からでは意味のとれぬ現代式転用語 295


第二編 実用熟語成句便覧

 〔其一〕 故事を解しないでは意味不明なるか又は興味深からぬ語・句 343

 〔其二〕 出典用例を知らないでは十分意義を解することのできぬ語・句 363

 〔其三〕 別語・異名故事出典 402


第三編 実用文字便覧

 〔其一〕 読み誤り易い熟字 409

 〔其二〕 書き誤り易い熟字 419

 〔其三〕 適用に惑ふ文字 433

 〔其四〕 字画を誤り易い文字 443

 〔其五〕 誤り易い類似文字 450

 〔其六〕 専ら通用せる俗字 455

 〔其七〕 別字の如く思ふ同字 459

 〔其八〕 筆記略字又は代用字 461

 〔其九〕 意味によって発音を異にする文字 462

 〔其十〕 読方によって意味の異なる熟字 469

 〔其十一〕 どう読むかに惑ふ熟字 472

 〔其十二〕 許容すべき誤読文字 479

 〔其十三〕 どう書くが正しいかに惑ふ熟字 482

 〔其十四〕 読み癖に従って読むべき熟字 485

 〔其十五〕 我が国で作へた文字 493

 〔其十六〕 我が国で訓義した文字 494

 〔其十七〕 偏旁冠脚の称へ方 497

 〔其十八〕 仮名字源 498

 〔其十九〕 国語仮名づかひ 499

 〔其二十〕 字音仮名づかひ 502

 〔其廿一〕 歴代御諡号の読み方 511

 〔其廿二〕 歴代年号の読み方 513

 〔其廿三〕 外国の地名人名に当てた漢字 515

 〔其廿四〕 各国度量衡貨幣と我国のとの比較 517


第四篇 續新聞解説

 〔其一〕 最新の術語並に流行語 551

 〔其二〕 常用の翻訳語外来語・新意語 577

 〔其三〕 正面からでは意味のとれぬ現代式転用語 583-586


増補 大正十一年七月編輯 587-610

追増補 大正十二年五月編輯 611-618

追々増補 大正十二年十月編纂 619-628

追々々増補 大正十三年十月編纂 629-636

追々々々増補 大正十四年七月編纂 637-642

附録

国民常識/詩歌民謡俚諺

 第一篇 古今吟咏解

  人口に膾炙せる漢詩 2

  人口に膾炙せる和歌 50

  人口に膾炙せる俳句 72

  人口に膾炙せる川柳 89

 第二篇 民謡傑作集

  人口に膾炙せる民謡 93

  廣く謳はるゝ長唄 124

 第三篇 日用俚諺民喩解 127-181

*1:『下中彌三郎事典』に「夫人みどりの名儀でこの本の通信販売をはじめた」

書籍からの画像で注記のないものは、著者の著作権が切れ、刊行後五十年以上経っているものである筈です。